退職給付債務計算【DBO計算(旧PBO計算)】、退職金・年金制度設計、企業年金資産運用など

企業年金・退職金に関する経営課題を解決するコンサルティング【IICパートナーズ】

検討ポイントと採用の理由

IPOの対応を機に、原則法への移行を検討

― 退職給付債務計算を検討したきっかけを教えてください。

写真:日本生科学研究所杉浦氏

当社はIPOを目指していますので、上場企業の会計基準に沿った会計処理を行う必要性があります。

現在の従業員数は約1500名で、そのうち退職給付債務の計算対象となる社員が550名ほどおり、簡便法で計算できる基準を大きく超えてしまっていたので、原則法での算定が必要となりました。

加えてそれまでの人事制度はしっかりとしたフローになっておらず、IPOを目指すうえで明文化し、賃金体系も改めて見直そうということになり、退職金規定も併せて改定する機会になりました。

― IICPの退職給付債務計算(DBO計算)サービスを利用するようになった経緯を教えてください。

簡便法から原則法に移行するにあたり、自社で算定するのはなかなか難しかったため、算定業者に委託するかソフトを導入するかなどの選択肢で考え、数社から見積もりを頂きました。

ソフトを導入する場合、初期導入コストが高額なのと、年金数理人の署名付き報告書を発行するのに追加で費用が掛かること、および担当者変更により計算がうまくいかなくなるリスク(業務の属人化)があることがネックでした。これらを踏まえて、算定業者に委託する方が良いと考えました。

その中で、IICPは年金数理人の署名付き報告書込みでリーズナブルな金額であり、かつ他社よりも納期が短いという理由で、QCDのトータルで軍配が上がるなと判断し、お願いすることにいたしました。

― IICPに委託する際に事前に準備したことはありましたか。

最初の準備としては、算定の方針や必要資料をいただいてデータを作成するくらいでしょうか。

その後、数理計算上の差異をどう処理していくかというようなシミュレーションを少しやりつつ検討していきましたが、負担になるような作業は全くなかったです。

リーズナブルでスピーディーな対応が決め手

― IICPのサービスを採用された理由を教えてください。

写真:日本生科学研究所杉浦氏

「サポート体制がしっかりしている」
「年金数理人の署名付き報告書」
「値段的にもリーズナブル」
「迅速丁寧に対応していただける」

これらが選ぶポイントとなりました。


― 具体的にIICPからはどんなサポートがありましたか。

実際のサポートとしては、例えば当社が送付する人事データの内容を踏まえて、IICPに人事データ提出フォームを作成していただきました。
人事データの基礎的な誤り・不整合等のエラーを検出する機能が付いており、マクロを実行すると自動的にエラーデータとその内容が表示されるようになっています。おかげさまで、データの手戻りが格段に少なくなり、計算の迅速化にも寄与しております。IICPには本当に頭が下がるばかりです…。

また、数理計算上の差異の償却方法についても、当社の社員の属性や、今後の業績へのインパクトなども鑑みてご相談にのってくださいました。 成果物の算定結果報告書や退職給付債務計算補正シートもわかりやすく、仕訳を作成するうえで特に困ったことはありません。

― これまでIICPの計算結果や、退職給付会計に関して監査法人から指摘はありましたか。

監査法人が退職給付引当金の残高の監査を行うにあたって、年金数理人の確認書を求められましたが、IICPに迅速にご対応いただきました。IICPは監査法人が紹介するような算定業者ですので、監査法人への対応がしっかりしていることは間違いないです。

また、内部統制チェックの一環として退職給付債務計算業務の手順概要を求められた際も、迅速にご対応いただきました。 計算結果も計算手順についても、監査法人からの指摘は特にありませんでした。安心できる業者と言ってよいと思います。

― 今回退職給付計算を委託する業者選定にあたってポイントとなったことはありましたか。

IICPは当社が退職給付債務算定ための基礎データを提供してから、約2週間で退職給付債務の算定結果を頂けます。 当社は3月決算なのですが、1月末を基準日とした算定結果を2月末に頂けますので、当期の着地見込みの予測にも役立っております。 加えて、2月は翌期以降の事業計画の作成時期でもあり、計算結果の反映を2月末に行うことができることもありがたいです。

実際に、担当者の辻様のレスポンスの速さには大変助かっております。 前述の監査法人対応や相談内容についても、メールを出した翌営業日にはレスポンスがあり、まったくストレスなく仕事を進めていくことができます。 アドバイスの根拠なども明確に示してくださるのもありがたいですね。