退職給付債務計算【DBO計算(旧PBO計算)】、退職金・年金制度設計、企業年金資産運用など

企業年金・退職金に関する経営課題を解決するコンサルティング【IICパートナーズ】

【番外編】Q&A

セミナーの最後に、質問の時間を設けました。
普段から感じている不安や、セミナーを聴いて疑問に思ったことなどなど…。

NGなしで赤裸々にお答えいただいたリアルな声をそのままお届けします。

Q. IICパートナーで働くことを奥さんに話したときは反対などなされなかったですか?

家内は私がどこで何の仕事をしているのかが分かっていません。
生活さえできれば、わたしが決めた仕事に反対はしません。お金の管理も私が全部やっており、家内は私の収入がいくらなのかも無頓着です。ですから、金融リテラシーはゼロと言ってもよくライフプランを夫婦でつくる理想からは極端に離れており何とかしなければと思っています。

Q. 老後の資金作りにどのような努力をしましたか?

私が今一番助けられているのが、資金繰りが一番苦しいときに、夫婦で加入した個人年金からの受給です。40歳加入65歳からの受給でしたが、「保証期限付き終身年金、逓増型」で75歳から5年ごとに年金額が5割増額される内容の個人年金です。今では働きがなくても長生きすれば収入が増えることを考えるだけでも楽しくになっています。

年金以外に収入がなくなると、僅かでも収入の道があると気持ちが楽になります。
これからの資産形成は私の時代とは違い難しそうですが、ステップバイステップでも夫婦(各自)で真剣に取り組む必要があります。当社の年金制度を最大限利用する、NISAやつみたてNISA(2018年から)、IDeCo等を活用する等、老後の資金作りに真剣に取り組むことをお勧めします。

Q. 同年代の方はどんな定年後を過ごされていますか?

退職する前から第2の人生をどう送るかを考えていた人が多かった様に思います。
定年直前に退職して大学教授になった人、退職後に大学講師になった人、料理が好きで退職後に居酒屋を始めた人、M&Aの仕事を始めた人、関係会社に再就職した人、自家農園で自給自足の生活をしている人、福祉関係の仕事をしている人、中小企業診断士の資格を取った人、悠々自適の人等さまざまです。

転職を繰り返しながら、バブル期時代の都銀勤務を振り返り都銀経営の問題点を指摘する本を自費出版した人もいます。

Q. 退職後のマネープランはいつごろから始められましたか?

退職後のマネープランを初めて作ったのは、退職前にフィナンシャルプランナーの勉強をしたときです。
家計のキャッシュフローをしっかりつかむことが如何に大切かをこの時に知りました。前述したように退職後の収入減を懸念して個人年金に加入したのがマネープランを考えた初めですが、前職時代にあった財形貯蓄制度、自社株投資制度を利用していたこともマネープランといえたのかもしれません。

マネープランは退職が近づくにつれいやでも自ずと描かれてくるような気がします。退職後のキャッシュフローを把握しながら、一方で夫婦の夢実現も含めた不足分を如何に調達するかを考える訓練は大事なことです。

Q. 個人年金始めるきっかけは何かあったのですか?

退職2年ぐらい前まで年金のことなど何も知りませんでした。ただ、年金だけでの生活は大変だということだけは聞いていましたから、無理をしてでも自分である程度貯めるしかないこともわかっていました。

自分で資産運用することは煩雑だとの思いもあって、個人年金に加入しました。40歳のときに夫婦で加入しました。当時は、預貯金でも5%以上の金利がついていたと思いますが、長生きすることを前提に個人年金を選びました。

NRB事業責任者向井より

写真:田口氏

田口はIICパートナーズの創成期からのメンバーであり、当時は他にも同じような経歴をもつシニアのメンバーがおりましたが、15年以上もの長きにわたって活躍したのは田口の他にはいません。その理由は、常に前向きで新しいことにチャレンジする姿勢、自ら手を動かし行動する力、そして親しみやすい人柄にあったのだと、改めて感じました。

その田口から「恒産なき者は恒心なし」という言葉が語られたのは印象的でした。まさに「生きる上で必要なのは身体的自立の上につくる経済的自立と精神的自立」なのだと思います。

田口が現役時代を過ごした頃と比べると、我々の世代は自ら老後の資産形成に取り組む必要性が高まっています。しかし資金づくりはそれ自体が目的なのではなく、一定の財産を確保しておくことで、自ら望む働き方や生き方を実現するための新しい一歩を踏み出すためのものであると考えます。そうした経済的な基盤のもとで、多様な人、多様な考え方と触れる機会を積極的にもつことが、充実した第2の人生を送るために大切なのではないでしょうか。

IICパートナーズ 常務取締役 向井 洋平


※研修日時 2017年8月