退職給付債務(DBO/旧PBO)自社計算ソフト「DBO MASTER」

企業年金・退職金に関する経営課題を解決するホームドクター【IICパートナーズ】

 

「これならやれそう」「カンタンそう」と感じるものを。

― 長年、当社の看板ソフトでもあった「PBO MASTER」から、今回「DBO MASTER」を新たに開発することとなった背景を教えてください。

まず、新たに、といっても、我々の考えとしては、「PBO MASTER」のメジャーバージョンアップ、という位置づけです。といっても既存のプログラムの改良を行なったのではなく、ゼロベースで開発しているのは事実ですが。

背景としてまず挙げられるのは、やはり2012年改正基準対応ということになるでしょう。

基準自体が10年に1度の大改正といわれている以上、対応するためには計算ソフト側も大幅な手入れが必要、ということで開発プロジェクトを立ち上げることになりました。

― なるほど。「PBO MASTER」を改良するという方法も選択肢だったのではないかと思うのですが、ゼロベースで開発する事にしたのはなぜでしょう?

「PBO MASTER」は長年多くのお客さまにお使いいただき、同じプラットフォームでVer.6まで開発を続けてきました。

長年同じプラットフォームであることのメリットもあるのですが、一方でどうしても条件が限定されたり、制約される部分が出てきます。しかし必要な機能は追加しなければならない。結果、機能はどんどん増えるけど、どう操作すればいいのか、分かりづらくなる。

そういった課題を解決しなければならないと考えた時に、これはもう新たなプラットフォームで、ゼロから開発しよう、と。

― 「PBO MASTER」において課題となっていた部分を解決するために、ゼロから取り組んだと。

そうです。なので、開発のコンセプトは「使い勝手・ユーザビリティをいかに向上するか」ということになりました。

必要な情報にアクセスしやすく、直感的に分かるソフトにする。ユーザーのみなさんがパッと見た時に「ややこしそう」「難しそう」と思うのではなく、「これならやれそう」「カンタンそう」と感じるものをつくろう、ということです。

画像:八丁語る

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「ソフトを使うユーザーにとって"カンタンになる" とは?」

― 開発のコンセプトが「使い勝手・ユーザビリティをいかに向上するか」ということになったわけですが、開発にあたって苦労した点はありますか?

苦労…社内的な話をしたら、いくらでもあるよ?(笑)

― それはよく存じてます(笑)。が、広報室の企画なので、できれば開発作業自体の話をしていただければと…。

ではそうしましょう。まず、UI(ユーザーインターフェース)面では、「ソフトを使うユーザーにとって"カンタンになる" とはどういうことなのか?」という点が課題となりました。

改正基準への対応を考えると、扱うパラメーターはどうしても増える。でもオペレーションはできるだけ減らして、簡単だと感じられるようにしなくてはいけない。

― 開発者としては容易に操作できるようにしたつもりでも、ユーザーの感覚とは違う、ということも出てきそうです。開発を進める際、どのように取り組んだのでしょうか?

「DBO MASTER」ではパッと見て直感的にオペレーションが理解できるよう、ツールバーに見やすくアイコンを配置することで、できるだけ操作がわかりやすいように工夫しています。

DBO MASTERツールバー

― なるほど。このアイコンいいですよね。今まで(PBO MASTER)は文字いっぱいのメニューバーから、やりたい操作のメニューを探しだすしかなかったわけですから…。

メニューバーの文字いっぱい

― 他にも苦労した部分はありますか?

計算部分のプログラムも大変でした。改正基準での計算に対応するためには、複数割引率での計算を可能にする必要があります。そうすると、計算プロセスは数倍になる。でも、ユーザーが計算実行するときに、単純にこれまでの数倍の時間をかけると…。

― 計算が遅い、というのはユーザーにとってはストレスになりそうですね。UIがわかりやすくなっても、動きが遅い、と感じられるのは問題です。

そう。なので、計算のスピードを確保して実行時のストレスを軽減しなくてはいけない。そこも大きな課題となりましたね。

結論を言ってしまうと、これまでの実績としては、条件によるので必ずとはいえませんが、ほとんどのケースでおおよそ1分以内には計算を完了できています。

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専門家のサポートを直接受けられるのは大きい

― 開発で力を入れた点とも重なってくると思うのですが、「DBO MASTER」のオススメポイントについて教えてください。

オススメしたい点はたくさんあるのですが、まず言いたいのは専門家のサポートを直接受けられる、という環境面のメリットです。

画像:サポート充実のDMAS

― 単に操作方法やトラブル対応など、ソフトウェアのテクニカルなサポートだけではない、ということですね。

オプションの署名付報告書オプションをご利用いただく必要がありますが、そうです。単なる使い方ではなく、計算に係る各パラメーターの設定内容までアドバイスが受けられることにより、自社計算をより容易に行うことができます。

また、伝言ゲームになることもなく、専門家に直接相談できるので、やり取りもスムーズですし、安心してご利用いただけると思います。

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一度デモを見て欲しいソフト

― ソフトウェアを使いこなしやすいよう、専門性の高い面も含め総合的にサポートできるということですね。ソフトウェア自体についてはいかがですか?

繰り返しになりますが、直感的なオペレーションはポイントです。「自社計算は難しそう」とか、「ソフトを使うのは面倒では」と思われる方にも一度デモを見てから判断していただきたいですね。

― デモ!お気軽にお問い合わせをいただきたいところですね。

ええ。他にはシミュレーションニーズへの対応についても力を入れています。改正基準において重要なイールドカーブのサポートを含め、「PBO MASTER」時代の経験を活かしながら、使い勝手の向上を図っています。

― イールドカーブについては、お客さま専用コンテンツでのデータ提供や情報サイト「Pmas」での解説(ライブラリー)など、当社としても力を入れて取り組んでいるところですね。

そうですね。それから、計算結果の表示についても大幅に改良しています。

給付別・制度別・会社別・総計を1つの画面で表示できるようにし、ひと目で見ることが可能になりました。帳票のPDF保存もできるので、印刷して確認する場合にも便利だと思いますよ。
 

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「決算をスムーズに行え、経営に役立つツール」

― 「DBO MASTER」の今後の展開について教えてください。

リリースは終わりましたが、今後、継続的にバージョンアップすることで、機能の追加や利便性の向上を図っていくつもりです。

― 具体的にどのような部分を強化していくのでしょうか。

正しい計算結果となるためには、計算に使用する人事データが正しいことが前提として必要です。この部分のチェック機能を強化したいと考えています。

また、経営計画にも役立つような長期予測、シミュレーションや決算処理の高速化に役立つ機能について今後検討していきたいと思っています。

「決算をスムーズに行え、経営に役立つツール」というところを目指したいですね。

― なるほど。単なる計算ソフトというより、経営をサポートするツールのひとつとして機能することを目指すわけですね。では最後に、広報室をご覧いただいているみなさまへのメッセージがあればお願いします。

まず、「DBO MASTERを1人でも1社でも多くのお客さまに使っていただきたい」ということです。それだけ自信を持って送り出しているソフトです。

「PBO MASTER」からバージョンアップする、あるいは他のソフトから乗り換える場合、最初は少しストレスがかかるかもしれませんが、それを乗り越えると『あ、楽になったな』と思っていただけるはずです。

そして、すでにお使いのお客さまは、使ってみた感想・意見・困ったことなど、なんでも担当コンサルタントに伝えていただきたいです。そういった情報が、今後の「DBO MASTER」を作り上げていきます。ノーコメントはさみしいので、ぜひ使ってみて実際どうなのか、ドンドン言っていただきたいと思います。

画像:DMASリリースセミナーの様子

※ 当コンテンツは2014年3月から4月にかけてIICP広報室で連載された「DBO MASTER、開発の裏側」を再構成したものです。

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